
株式投資を始める前に読んでおきたい、おすすめの株本を紹介します。
[株式投資 おすすめ 本]などでググると、何十冊も本が出てきて何を読んだらよいか迷うと思います。
わたしの投資暦は今年で10年目になり、関連する本も通算72冊以上(数えました)は読んできましたが、結論としては株を始める前に何十冊も本を読む必要はないと考えています。
それよりも、1~2冊読んで株式投資の基礎をおさえたら、さっさと口座開設して株を始めてみましょう。
学んだ知識は実践して初めて身につきます。実践に勝(まさ)る学習はありません。
また、今後、株式投資をおこなう過程で不足している知識があると感じたら、その都度、本などでインプットしていけばOKです。
目次
1. 株式投資を始める前に読んでおきたい、おすすめ株本
以下の3冊です。
時間がない人はめちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門だけでも十分です。
順番に解説しますね。
1.1. めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門
株式投資のベストセラー本。
株とは何ぞやから始まり、ネット証券で口座開設する方法、ファンダメンタル分析の基礎、株価チャートの基礎、などなど株式投資を網羅的に学習できます。
フルカラーで図解も多く、説明もとても分かりやすいのでスラスラ読めます。
正直、株式投資を始める前であれば、この1冊で十分です。
わたしもこの本を読んですぐに株式投資をスタートさせました。
控えめに言って、超絶おすすめの1冊です。
1.2. 7日でマスター 株チャートがおもしろいくらいわかる本
株(FXなども)テクニカル分析でチャート(価格をグラフ化して見やすくしたものです)を利用しますが、このチャートの読み方に焦点をあてた本です。
チャートの基礎(ローソク足、トレンド、チャートパターンなど)を幅広く学習できます。
説明も分かりやすく、スラスラ読めると思います。
なお、チャートは奥が深いので、7日でマスターは完全に言いすぎかと思います。
1.3. ファンダメンタル投資の教科書
ファンダメンタルズ分析に特化して説明する書籍があまり多くない中で、そのノウハウを知ることができる貴重な一冊です。
会社四季報や決算書を使った銘柄選びに焦点を当てて書かれているのが特徴です。
株式投資でファンダメンタルズ分析を行いたい方であれば、絶対に読んでおいて損はないです。
2. 番外編:おすすめできない本の特徴
株式投資をおこなう過程で、これからさまざまな株関連の本に出会うと思います。
残念ながらそういった本の中には、ただ本を売りたいがために、初心者を食い物にするゴミのような内容の本がたくさんあることも事実です。
こういった本には特徴がありますので是非覚えておいてください。
それは以下のような見出し(タイトル)を使っている本です。
「簡単に稼げる」
「簡単株」
「寝ながら月○○万円」
「初心者が安定して月○○万円」
このような見出しを使っている本の著者はそもそも株式投資すらおこなっていない可能性が高いです。
日々、真剣に株式投資(トレード)に向き合っている投資家なら株(FXなどもそうです)を決して「簡単に稼げる」などとは表現しないはずです。
3. 株を始める人に伝えたいこと
1~2冊読んで株式投資の基礎をおさえたら、さっさと口座開設して株を始めてみましょう。
繰り返しますが、実践に勝(まさ)る学習はありません。
>>証券会社の口座開設がまだであれば、こちらもご覧ください。
【必読】現役トレーダーの僕が株式投資の初心者に本気でおすすめしたい証券会社について
今回は以上です。