
株式投資でファンダとテクニカルどちらが大切か知りたい方向けです。
株式投資をはじめてみると、まず何を手がかりに投資したらよいか迷いますよね。
また、ググってみると「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」といった手法があるけど、どちらを利用したらいいのか分からないって人は多いと思います。
今回は上記について解説します。
5分くらいで読み終わります。それでは見ていきましょう。
1. 株式投資でファンダとテクニカルどちらが大切か
結論としては「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」はどちらも大切です。
だた、どちらを重要視するかは投資スタンスによってかわります。
具体的には
基本的にはこれでOKです。
2. ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析では、世界の経済状況や企業の業績をもとにして、企業の本質的な価値を分析し、企業の価値に対して株価が割安か割高か、また今後の成長が見込めるかを判断します。
企業の価値に対して株価が割安な企業や、事業の成長が見込まれる企業は、将来的に株価が企業価値に見合う価格まで上昇するというのが、ファンダメンタルズ分析の基本的な考え方です。
成長を見込むという観点からも、1日や2日といった短期間での成果を期待するものではなく、基本的には長期的な時間軸で企業の成長(株価の上昇)を待つスタンスとなります。
3. テクニカル分析
テクニカル分析では、過去に発生した株価の変動や出来高などの取引実績から、将来の株価の変化を予想・分析します。
代表的なものではチャート(※)を使って株価の動きを分析し、株価のトレンドやパターンを読み取る手法が一般的です。
(※)チャートとは1日、1週間、1ヶ月といった期間の株価をグラフ化したものです。現在の株価が過去の価格と比べて割安か割高か、また相場のトレンドを捉えるために活用します。
また、すべてのアウトプット(経済状況や業績、投資家心理 など)がチャートに現れていると考えることも可能です。
そういった意味から、まったくファンダメンタルズ分析を重要視しない投資家も存在します。
4. まとめ
「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」どちらを重要視するかは自分の投資スタンスできめましょう。
例えば1日~2日の短期投資では、「ファンダメンタルズ分析」で企業の成長性を分析してもあまり意味はないでしょうし、長期投資であれば「ファンダメンタルズ分析」で企業分析を行い、「テクニカル分析」から相場のトレンドを捉えつつ、株を買うタイミングを判断するといった利用方法も可能です。
今回は以上です。