こんにちは、沖田です。
今回は転職についての記事です。
私も、転職を経験しているので、同じ境遇の人がいたら参考になると思います。
1. 転職する理由
よく言われている転職の理由だと、以下が多いです。
1. キャリアアップにより、収入をアップさせたい
2. 仕事内容が合わない、精神的にキツイ
3. 今の仕事の将来性が不安
なお、わたしは以下の点に当てはまる人も、転職を検討しても良いと思っています。
4. 将来やりたいことがあるが、仕事が忙しく準備する時間が取れない
わたしの場合は、2. と 4. の理由で転職を行いました。
なかでも 4. の比重がとても高かったです。
1.1. わたしの前職
わたしは、大学卒業後に新卒採用でITの技術派遣会社に正社員で就職し、いわゆるシステムエンジニアのようなことをしていました。
仕事は、クライアント先で自社のサーバーを新しくしたいといった用件があれば、サーバーを発注してクライアントの用件に合わせてセットアップをして納品する、といった業務です。
もともとやりたい分野の仕事ではなかったのもありますが、月の残業時間が
平均70時間~ 80時間程度あり、終電もしくは終電がなければタクシーで帰宅し
また、朝出社する。という生活に精神的にまいっていました。
またこの会社には退職金制度がなかったというのもあり、このまま働き続けてよいのかどうか、不安を感じていました。
※退職金がないからといって、その分、毎月の給料がいいわけでもなく、手取りで22万円程でした。
1.2.将来やりたいことや目標があるかどうか
大学時代から株式投資(トレード)に興味があり、独学で勉強をしていました。
当時はアルバイトもしていましたが、部活が忙しかったのもあり、自由に使えるお金はほとんどありませんでした。
就職して自分で使えるお金ができて、本格的にトレードをはじめました。
トレード暦は今年で10年目になりますが、最終的にはトレードだけで生活することが、わたしの目標です。
言うまでもなく、投資の世界は甘いものではありません。
日々の勉強がとても大切です。
これは、甘えに聞こえるかもしれませんが、当時の環境では投資のことを勉強したり、考える時間を満足に取ることができませんでした。
休みの日にも、仕事のことで頭がいっぱいになって、とても投資の勉強をする気にならなかったと言うのが正直なところです。
そんな、思考停止したような状態が7年間くらい続いて、ようやくこのままではいけないと思い自分の環境を変えるために転職を決意しました。
2.転職した会社
転職後の会社では、ソフトウェア製品の技術サポートを行っています。
製品に関する質問やトラブルを解決することが主な業務です。
この会社に決めた理由としては、以下の点です。
1. 無理なくできそうな業務内容
2. 自宅から職場が近い(通勤時間は30分くらい)
3. 夜間や休日にも仕事があるシフト勤務体制(24時間、365日営業)
転職後は、月の残業時間が10時間程度にへり、定時で帰れることも多くなりました。
通勤時間も30分程度なので、以前よりも多くの時間を投資の勉強に当てることが可能になりました。
また、わたしにとって無理のない仕事内容なので、精神的なストレス(仕事に対するプレッシャー)はとても少なくなりました。
なお、3.については、人によっては嫌な理由にあたるかもしれませんが、
わたしにとっては都合がよかったです。
これから記載することは、人でなしといわれることも承知の上で書きます。
業務は企業が企業に向けてサービスを提供する形態(いわゆるBtoBな)にあたり
一般的には、深夜帯や休日に業務をされている企業は圧倒的に少なく、問い合わせも少なくなる傾向にあるので、暇な時間がたくさんあります。
このような時間を投資の勉強に当てています。
この勉強とは、本やノートを開くあからさまなスタイルではなく、頭の中で投資のアイデアや手法を考えることです。
もちろん課せられた仕事をやるのは大前提ですが、わたしにとって転職後の会社は、お金をもらいながら投資の勉強をさせてくれる最高の環境となりました。
残業が少なくなった分、給料は少なくなりましたが、投資(トレード)成績は、前職時代と比較しても格段に上がり、結果的に収入は大幅に上がっています。
3.転職を考えている人へ
会社を辞めると言い出しづらいことは本当によく分かります。
実際、わたしもそうでした。
ですが、結論から言うと、そんなことは気にしなくていいです。
告白しますが、前職はかなりのブラック気質の会社でした。
直属の上司に、会社を辞めたいと伝えたときは、”おまえは会社にとって不利益なことをした“、”次の会社を決めてから辞めるなどありえない“などなど、ひどいことを言われました。
また、”有給休暇など消化させない“とも言われ、結局、有給消化なしで会社を辞める羽目になりました。
会社に雇われて働くということは、週5日 9:00~17:30までの時間を会社に渡して、その対価として、給料をもらっていることになります。
すこし大げさかもしれませんが、自分の生きている大切な時間を使っている以上、その働くという行為は、命をかけていることにほかなりません。
命をかけている以上、その時間はなるべく、自分にとって有益な時間であるべきです。
だれがどのように言ってこようと、紛れもない大切な自分の人生なのです。
他人に会社を辞めることにどやかく言われる筋合いなどないのです。
会社を辞めると言い出しづらい場合は、以下のような退職代行サービスを利用するのも手です。
※依頼する際、辞めるときの条件(1ヵ月後にやめたい、有給をすべて消化したいなど)を伝えればOKです。
当時、このようなサービスはまだ世に存在しておらず、私の場合だと、辞めることを言い出すまでに1ヶ月以上もかかりました。
今思い返しても、この悩んだ時間は完全に無駄だったと感じます。
少しでもお役に立てればさいわいです。
今回は以上です。